肥満レビュー記事一覧

肥満の原因

肥満の原因として考えられているのは、

 

摂取エネルギー>消費エネルギー・・・過剰エネルギーの蓄積=脂肪の蓄積(肥満)

 

消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多いと、これを脂肪という形を借りて体内に貯蔵せざるを得なくなって肥満が起こるのです。

 

<満腹感のセットポイントの上昇>

人は食事をしてお腹がいっぱいになってくると、満腹中枢が働いて、もう食べなくてもいいという命令を出すのですが、これには血糖値が影響しています。

血糖値120くらいで満腹感が出るのが、肥満になるとこのポイントが上昇するのではないかと言われています。

<インスリン過剰分泌>

インスリンの過剰分泌によって空腹を感じて、過食になるのです。

肥満するとインスリンが過剰になって、一層摂食中枢が刺激されて過食するという悪循環が起きます。

抗インスリン血症と呼ばれていて、食事の量gあ多くなくても脂肪を合成して、脂肪分解を抑制する働きがあるので痩せにくくなって、肥満度が助長されるのです。

<セロトニン機構の乱れ>

脳内アミン機構のうち、セロトニン機構が乱れることによって炭水化物を特に好むようになるようです。

そうなれば一層過食に向かうことになります。

抗セロトニン作用によって、過食を抑制する薬物を肥満動物に投与すると、糖質の過食を選択的に減少させることが分かっています。

<ペプチドホルモンの乱れ>

脳内においてアミン系のほかにペプチドホルモンの中に摂食を減少させたり、増加させたりするホルモンがあることが分かってきていて、ペプチドホルモンの乱れが肥満者の過食に影響を与えているようですね。

<ストレス誘導性過食>

食べることでストレスを解消する傾向にある人が肥満になりやすいことから、ストレス過剰により過食が誘発されると言われています。

大食症や気晴らし症候群という疾患に近い状況が肥満者にもあると考えられています。

<誤った摂食パターン>

1日の食事回数が少ないほど肥満になる確率が高いと言われています。

ドカ食いをするとインスリン分泌を上昇させる可能性があるからです。

特に夜食症候群と呼ばれる夜食中心の食事は食べた物が貯蔵エネルギーに回る確率が高いのです。

<運動不足>

運動不足になると消費エネルギーが減ることになります。

しかもインスリン抵抗性の増加によって過剰インスリン分泌が起こって、血糖降下作用は弱くなるのに脂肪合成作用は弱くならないために余分な脂肪が作られて、貯蔵されやすくなって肥満になりやすいのです。

成人の摂取エネルギーは変化しないのに肥満者が確実に増加しているのは、文明の発達によって肉体労働が減少して、省エネルギー生活になっているからでしょうね。

<褐色脂肪細胞の機能不全>

脂肪細胞には、白色と褐色があって、そのうち白色はエネルギーの貯蔵庫、褐色は低温状態になった時、熱産生を行って体温を保つために必要な細胞と言われています。

肥満者は熱産生能力が低下していると考えられて、それが肥満の一因だと思われます。

<れプチん欠落>

脂肪細胞に存在す遺伝子の異常が見つかっています。

正常だと、脂肪細胞でれプチんという物質が作られていて、それが食欲をコントロールするのです。

つまり太った時にレプチンが出てきて、脳の肥満中枢に働いて、もう食べないように規制するのです。

でも生まれつき太る人は、正常なレプチンが作られないので、太ってもそれにストップがかからないで太り続けるのです。

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肥満の判定

肥満は過体重ではなくて脂肪の過剰蓄積が問題です。

特に内臓脂肪は大きな問題となりますが、脂肪量を直接測定する簡単な方法はありません。

一般的に使いやすい方法としてこれが絶対だというものはなくて、それぞれに長所も欠点もあります。

 

<身長と体重による方法>

肥満の判定は身長と体重による簡単な方法によって測定されることが多いです。

標準体重という概念は、アメリカの保険業界が行った体重別脂肪率研究の結果で、過剰体重は死防率に大きな影響を与えることが分かって考えられました。

体格指数は国際的に通用していることと、労働安全衛生法の改正で健康診断でもそれを記載するようになったことから、一般的に使われています。

 

★体格指数による肥満の判定

BMI=体重(kg)/身長×身長(m)

この数値が25異常を肥満と判定します。

★標準体重による肥満の判定

肥満度(%)=(実測体重−標準体重)×100/標準体重

 

肥満は単なる過体重ではなくて、体内の脂肪に直も苦することが大事なのです。

見かけはふっくらとしていて体重が重く肥満のように見えるのですが、実は体脂肪が少なくて健康度が高い人もいますからね。

だから肥満度の測定は、ただ単純に体重が多すぎるかどうかだけでは判断ができないのです。

肥満の判定において重要なのは、体脂肪量がどれくらいあるかです。

 

人の体脂肪量は直接測ることはできませんので、一般的には皮脂厚測定法や生体インピーダンス法が使われています。

最近は生体インピーダンス法は手軽で簡単で、値段も安いことか普及してきていますが、家庭用は誤差も大きく、毎回測るたびに違う結果が出る場合もあるのです。

 

体脂肪の多さを知ることが大切ですが、脂肪のついている部位を知ることで、肥満の質を見極めれば生活習慣病を合併しやすい危険なタイプなのかどうかを判定することができます。

内臓脂肪型肥満は腹腔内臓器の周囲に脂肪が蓄積するので、CTスキャンなどで詳しく見ることができます。

でもウエスト/ヒップ法によっても、内臓脂肪型肥満であるかどうかとその度合いをかなりの確率で測定することができます。

ウエスト囲とヒップ囲の比を使って図ります。

下半身肥満者よりも上半身肥満者のほうが内臓脂肪型肥満として問題があるのです。

ウエストはほぼ臍の位置で周径囲を図ります。

ヒップの測定は腰部にメジャーを水平に巻きつけて、メジャーが臍部に食い込まないように注意しながら、もっとも突出している位置で周径囲を図ります。

ウエスト囲をヒップ囲で割り、その値が男性では1.0以上、女性では0.9以上が要注意となります。

ウエスト・ヒップ比=ウエスト(cm)/ヒップ(cm

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